4/23/13

学生に戻りました〜♪



さて遅ればせながら息子の通うモンテッソーリの「こどもの家」での初学期のご報告。(気にかけてメールくださっていたお友達、お待たせしました!)

学期終了直前に主任の先生との個別面談があった。休みをとった夫と2人でのぞんだ。ナーサリーとはいえ、我が子のいわゆる“学校”関連の場所での「面談」は初めての経験。ドキドキ。

結果は、開口一番「よくぞここまできちんと育ててまいられました。」と始まって具体例を次から次へと出してお褒めいただくばかり。

(オーマイガーッド!嬉涙)

そもそも批判的な事は避けて前向きに子どもを見守る校風だからきっとどの子も褒められているに違いないのだけど(ははは、笑。それがモンテのいいところ〜)、やっぱり身内でも友人でもないもっと客観的な立場の人に改めてお褒めの言葉をいただいたらなんだか日頃の子育ての苦労(!?)も一瞬で労われました。

とくに我が家の場合はヤンチャ盛りの息子に翻弄された時期があって(ピークは彼が2歳10ヶ月の時。忘れもしない。。。苦笑。)あの頃は私本当に心底憔悴していた気がする。お友達ママや家族、ルシアンの習い事の先生などのお力をかりて、一度自分の持っていた頭でっかちになっていた子育て観をかなぐり捨てて、もうどっぷり心底ルシアンに寄り添おうと覚悟したあたりから息子との関係が劇的に変わって、気がついたら子育てを心底楽しませてもらっている自分に気がついたという経緯がある。覚悟を決めてからは案外変化が生まれるのは早かったというのが正直な感想。本当にあの時期ルシアン、そしてそれ以上に新米ママの私の成長を温かく見守ってくれた周囲のひとたちには今でも心から感謝している。

この葛藤の時期に関しては書き始めると長くなってしまうので(笑)今回は詳細には触れず今後機会を見つけて小出しに、笑。でもとにかく子どもをよく観察して腹をくくって寄り添いはじめると子どもの持つ何か(リズムとか心の声とかなんでも)と親の持つそれとがある時アンサンブルのように共鳴し始める感じ。

さて、話はモンテに戻って。。。

モンテッソーリをそもそも選んだ理由はもちろんそのfreedomdisciplineのバランスの良い教育方針、制服がないこと、近くなので通学の負担がないこと(これはラッキーだった!)そして縦割り学級だったからなど理由は幾つもある。特にこの「縦割り」学級は経験してみてとても気に入っている。違う年齢のお友達が同じお教室にいるので一人っ子のルシアンにはとてもよい環境。

学校側がリーダーシップをとって生徒一人一人の自立を促すために“コミュニティーとして”取り組んでいこうという姿勢を先生と話しているうちに強く感じてますますモンテッソーリへの信頼を抱いた。個々を大事にするモンテッソーリの思想と一見反するようで、この“コミュニティー”の中で互いに輝ける個人を育むという発想は本来「社会」ってこうあるべきなのではないかと改めて考えさせてくれる。個々の重要性に傾きがちな風潮の中、個々も失わずに、他を思いやり“持ちつ持たれつ”な部分を大事にする環境って大切だと思う。

子ども同士って本当に面白い。縁があるお友達同士ほど、なんというか「ラブ&ヘイト」な関係がある。(笑)ちょっかい出し合ってみたり、泣かせ合ってみたり、互いに迷惑かけたりかけられたりしながらも底辺では互いを思いやっている関係。子育ての日々のディテール全てが学びの機会になっていると思う。

とにかく毎朝起きて学校に行くのが楽しみな様子で目を輝かせているルシアンをみて<彼に合ったよい学校を選ぶ事ができて良かった>と毎日感謝の思いでいっぱいだった前学期だった。

さぁ、いよいよ明日から新学期スタート!息子共々楽しむぞ〜(^—^)

そして私の近況報告。

待ちに待っていた私の学生生活が遂にスタート。ルシアンの学校の母体でもある英国モンテッソーリ協会(英国唯一のマリア・モンテッソーリ協会AMI公認の学校)のモンテッソーリの資格コース。書類も、面接も無事に通って入学許可おりて昨夜初講義行って参りました。まずはアシスタント資格コースから。

思い起こせば2008年初夏、東京で1年間教育実習までして受験した念願のロンドン大学ゴールドスミス大学院の合格通知とルシアンを身ごもったニュースがほぼ同時に訪れて進学を断念した経緯があるので(ルシアン以上に大事なものはないので、その決断に後悔はもちろんなし;—)当初学びたかったアートセラピーからは学ぶ内容は変わったものの、子育て中の私には実践的な分野で再び学び舎に戻れることが本当に純粋に嬉しい〜♪またこのコースに関してもブログで随時更新予定♪