9/14/06

Gwangju Biennale & Intra Asia Network(IAN) Workshop


アジア圏の(オーストラリア、ニュージーランドも含む)オルタナティブスペースを結んでもっと活発な協力やアーティストのモビリティーをサポートするためのシステムを築くためここ数年ミーティングが重ねられてきたがそのIntra Asia Network(IAN)のワークショップが今年は韓国の光州とソウルで開催された。

光州ビエナーレのオープニングに合わせてはじまったワークショップ。オープニングには各国からキューレーターやアーティストなどアート関係者が集まって賑わいをみせた。会場にはa little blah blahの名付け親のホウ・ハンルーやシンガポールビエナーレのアーティステック・ディレクターの南條史生氏や評論家の市原研太郎氏らの姿もあった。

3日間のワークショップでは事前に分けられた小さなグループでそれぞれに与えられた課題を話し合ったりと建設的な意見が沢山でたもののやはり政治や経済状況の違う国々すべてをまとめてシステムを作るのはそう簡単な事ではなく、ここ数年話し合っている割にはまだ確固たる形になっていない事に苛立を感じる意見もでた。しかし何度もワークショップやイベントの度に顔を合わせている仲間どうし連帯感はあり、全体的には前向きな雰囲気で終わりを迎えた。とりあえずはウェブサイトという形で多くの人がIANの存在を知り参加できるように「形」作りをする事は決定した。

今後またこのウェブサイトを含めIANの活動に関するアップデートはこのブログ上でもご報告していきたい。